島田を歩く

JR東海主催の「さわやかウォーキング」で、静岡県島田市を歩いてきました。

▼島田髷まつり
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■基本情報

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【主催】JR東海・さわやかウォーキング
【タイトル】島田髷まつりと初秋の島田宿を訪ねて
【コース】GoogleMap
【距離】約13km
【分類】東海道・富士山眺望・歴史・祭り、一般向
【通過ポイント】
 ▶スタート:JR島田駅
 ✅①蓬莱橋
 ✅②中條金之助景昭像
 ✅③島田市博物館
 ✅④川越遺跡
 ✅⑤大井神社
 ✅⑥髷まつり
 ▶ゴール:JR島田駅
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■交通アクセス

JR東海道線で小田原→島田は29駅(2時間20分、2210円)


■島田といえば

・江戸時代、東海道島田宿として栄える。
・「箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川」で有名な東海道の難所・大井川。
・結婚式の定番「文金高島田」の島田髷。


■ウォーキングの記録

<スタート:島田駅>

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<蓬莱橋>

【URL】http://www.city.shimada.shizuoka.jp/nourin/tochikairyou/houraibasi.jsp
【おすすめ】★★★★★
▼世界一の長さを誇る木造歩道橋
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【概要】

蓬莱橋の由来
 1869年(明治2年)7月、最後の将軍慶喜を護衛してきた幕臣達が大井川右岸にある牧之原を開拓し、お茶を作り始めました。
 当初は大変厳しい環境の中で、筆舌にはつくせない苦労の連続でしたが、そのかいがあって順調となり、生活が安定するに従って島田の方へ生活用品や食料品を買いに出かけるようになってきました。
 また、島田の方からも初倉に山林、原野の開墾のため出かけるようになりましたが、大井川を小舟で渡らねばならず、大変危険なことでした。
 そこで、島田宿の開墾人総代達は、時の静岡県令(現在の知事)に橋をかける願いを出し許可され1879年(明治12年)1月13日に完成しました。
 しかし、木橋のため大井川の増水のたびに被害を受けてきましたので1965年(昭和40年)4月にコンクリートの橋脚に替え、今の姿となりました。
 現在の蓬莱橋は、全長897.4m、通行幅2.4mであり、大井川の自然と一体となった木橋として全国的にも有名な所となり、1997年(平成9年)12月30日『世界一の木造歩道橋』としてイギリスのギネス社に認定されました。
 橋の名称は、静岡藩主となった徳川亀千代(後の家達(いえさと))が1870年(明治3年)4月に牧之原を開拓している幕臣を激励するために訪れ、「ここは宝の山だ。」と仰せになったのがそのいわれと伝えられています。
蓬莱橋土地改良区
(大井川蓬莱橋渡橋記念チケットより)

▼蓬莱橋①
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▼蓬莱橋②
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▼大井川を真下に見る
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<中條金之助景昭像>

中條金之助景昭(1827-1896)は、牧之原開墾の指導者。
若干像のつくりが雑と思われます。
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【概要】

中條金之助景昭像
牧之原開墾の指導にあたり成功へと導き、東洋一といわれる牧之原大茶園の礎を築いた人物。
その功績を後世に伝えるため、富士山を背景にした景勝地に設置されました。
(さわやかウォーキングマップより)

――島田大橋を渡り大井川沿いの大井川リバティコースを歩きます。――
大井川沿いは、ランニングルートや運動場が整備されており、
ランナー、草野球、サッカー、ゲートボールをプレイする人たちなど沢山いらっしゃいました。
▼島田大橋から見た蓬莱橋
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▼大井川リバティコース
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<島田市博物館>

【所在地】静岡県島田市河原1-5-50
【入館料】300円
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【概要】

島田市博物館
「旅と旅人」をテーマに、大井川と島田宿に関する資料が展示されています。
川越しの様子や、宿場町の風景を人形や模型を使ったジオラマビジョンで紹介しています。
(さわやかウォーキングマップより)

――約0.3km歩きます。――

<島田宿大井川川越遺跡>

【指定】国指定史跡
【所在地】静岡県島田市河原1-13-10
【おすすめ】★★★
観光ボランティアの方が分かりやすくガイドしてくれます。
川会所(かわかいしょ)とは、
江戸時代に大井川を渡る人を審査して料金を決定し、川札を販売した場所。
川越の金額は、身分や当日の川の水位によっても異なったそうな。
▼川会所
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――約2.0km歩きます。――

<大井神社>

【所在地】静岡県島田市大井町2316
【URL】http://www.ooijinjya.org/
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【概要】

大井神社
時折氾濫する大井川から土地を守り、子孫繁栄のために建立されました。
江戸時代には、「大井大明神」として仰がれ、島田宿の氏神として信仰されてきました。
近年では安産の神として信仰されています。
(さわやかウォーキングマップより)

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――ラストスパート!!約0.9km歩きます。――

<ゴール:島田駅>

ゴール直前、信号待ちをしていたら、横断歩道を大勢の浴衣姿の人たちが渡っていきました。
これは、もしかして・・・グッドタイミング。
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<島田髷まつり@島田駅>

島田髷まつりとは、(「虎御前」が始めたという)島田髷(まげ)を結い、
お揃いの浴衣を着た娘たちが踊る祭り。
今回のウォーキングのメイン企画だったので、ゴールする前に見られて良かったです。
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※髭(口ひげ)鬚(顎ひげ)髯(頬ひげ)ということで。字が似てるので、
てっきり「ヒゲまつり」だと思い込んでいたのは、ココだけの話。


■おまけ

<おまけ・The 駅前銅像>

島田はお茶どころということで、島田駅の駅前銅像は、茶祖・栄西。
左手にお茶の葉。全体にバランスのいい銅像だと思います。
▼茶祖・栄西
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■コースマップ

本日のコースは、以下の通り

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