沼津を歩く(新東名高速・東海大学園祭)

JR東海主催の「さわやかウォーキング」で、静岡県沼津市西部地域を歩いてきました。
メインは、建設中の新東名高速(第2東名)と最後の東海大学学園祭です。

▼新東名高速道路
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■基本情報

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【主催】JR東海・さわやかウォーキング
【タイトル】新東名高速から望む駿河湾&東海大学学園祭と浮島沼の自然散策
【距離】約12km
【分類】祭り・産業観光、一部バス利用、一般向
【地図】 GoogleMap
【通過ポイント】
 ▶受付:JR沼津駅北口
 ✅▶スタート:富士通沼津工場
 ✅①新東名高速道路
 ✅②東海大学沼津キャンパス(学園祭会場)
 ✅③駒止の椋の木
 ✅④狩野川西部浄化センター
 ✅⑤アクアプラザ遊水池
 ▶ゴール:原地区センター(ふるさと産業祭会場)
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■ウォーキングの記録

<受付:沼津駅北口>

さわやかウォーキングは10回目の参加となりますが、スタート/ゴールとも駅でないパターンは、今回が初めてです。

(1)さわやかウォーキングの受付で、マップとバッジと東海大学園祭の模擬店の飲食引換券500円分(先着順)を受け取る
(2)東海大学の学生さんから「うきしまっぷ」(浮島地区の観光地図)を受け取る
(3)富士急バスの乗車券500円を購入する
(4)乗車券を持ってシャトルバスの列に並ぶ
という、慣れないフロー。
模擬店で飲食引換券を使うことで交通費分PAYする形になっていますが誰持ちでしょうか。
受付付近にはSBS(静岡放送)のカメラも取材に来ていました。

▼受付
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▼シャトルバス乗り場
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――シャトルバスで30分――

<スタート:富士通沼津工場>

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――新東名高速に向かって歩きます。――

▼新東名高速の橋梁
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▼新東名に向かうウォーカーの列
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①<新東名高速道路>

今回の目玉企画。現在建設中の新東名高速を歩きます。
新東名高速道路は、神奈川県海老名市から静岡県を経由して愛知県豊田市までを結ぶ高速道路で平成24年に一部開通予定。東海大地震による被害を最小限に抑えるため、地震の影響を受けにくい内陸に建設、東名高速と併せて交通網の二重化を図るとともに、災害発生時の輸送路として役割が期待されます。
本日は、ウォーキング開催のため、NEXCO中日本が全面協力。特別に工事を中止して、ウォーカーの安全確保、工事の説明にあたっていました。(大感謝!!)
▼建設中の新東名高速道路を歩く
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▼新東名高速から望む駿河湾
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「駿河湾沼津サービスエリア」の建設予定地にプレハブを設置し、完成イメージ等をパネル展示。
NEXCO中日本の担当者の説明によると、片側2車線の部分開通が平成24年以降、片側3車線の全線開通は平成34年とのこと。まだまだ先ですね。

▼工法の説明
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▼プレハブ(新東名高速のパネル展示)
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▼新東名高速の完成イメージの説明
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▼アスファルトフィニッシャ
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「アスファルトフィニッシャ」は、アスファルト混合物を平坦に敷く重機。
これら施工機械と計測器、コンピュータを組み合わせて管理する「情報化施工」により、品質・コスト・納期を満たす工事を実現しているそう。

▼ショベルカーが整列
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――新東名高速を下ります――
東海大学に向かって茶畑の斜面に沿って急な坂が続きます。ワタクシは、ここでまさかの筋肉痛に・・・。

▼愛鷹山牧場跡
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東海大学構内。このあたりは、その昔、愛鷹山麓は馬の名産地で、江戸時代には幕府直轄の馬の牧場があったそうです。

②<東海大学沼津キャンパス>

【所在地】静岡県沼津市西野317
東海大学は全国10箇所にキャンパスを置く私立の総合大学。ここ沼津キャンパスには開発工学部があります。
東海大学開発工学部は、感性デザイン学科、情報通信工学科、物質化学科、生物工学科、医用生体工学科の5学科で構成。しかし、開発工学部は2010年度入試で募集停止のため、沼津キャンパスで実施される学園祭「フェスタあしたか」は第20回を迎える今年が最後。

▼キャンパスから見える風景
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高台から見える、ススキと茶畑と駿河湾と伊豆半島の風景。
▼学棟に続く並木道
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▼学棟へ上る階段
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大学祭らしく立看板!!
▼立看板①
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▼立看板②
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お笑いの「響」が来るんですね。
「お笑いレッドカーペット」も放送終了し、最近TVで見かけn・・。
▼ステージ前広場
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出店が並ぶステージ前広場。さわやかウォーキング参加者が多いようで、心なしか年齢層がかなり高めになっています。

▼ラート体操部の演技
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最後の決めポーズ。ラート体操部の演技に観客から拍手。
ステージ前広場を離れて・・・。
▼誰もいない体育館
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最後の大学祭。
卒業生にとっては、思い出の詰まったキャンパスがなくなるのは寂しいことでしょう。
この自然の溢れっぷり、自分の出身大学と似ていて、切なくなってきます。

――東海大正門を出て、茶畑の道を下ります。――

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③<駒止の椋の木>

【所在地】静岡県沼津市平沼849
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【概要】

駒止の椋の木
源頼朝が、富士の巻狩りの帰り道に根方街道を通り、この椋の木があった所へ来ると、わらで馬の轡を作っていた老人が、その轡を頼朝公に献上しました。その時、頼朝公よりご褒美としてお墨付きを賜った老人は代々裕福に暮らしたと伝えられています。
(さわやかウォーキングマップより)

浮島中学校構内です。

――さらに歩きます。――

④<狩野川西部浄化センター>

【所在地】静岡県沼津市原字女鹿塚3060-1
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▼エアレーションの説明
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浄化施設内もウォーキングコースの一部という衝撃。こんな経験めったにできません。
▼浄化施設内
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▼雌鹿塚遺跡跡
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センター敷地内にあった、縄文時代中期から古墳時代中期の遺跡。
調査の結果、竪穴住居址、掘立柱建物址、溝状遺構、土杭、杭列、湧水遺構等とともに、弥生土器、木製遺物が多数出土したとか。

⑤<アクアプラザ遊水池>

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【概要】

アクアプラザ遊水池
浮島沼の自然環境を保全、復元するために整備された遊水地です。
植物はヨシ、スゲ、オモダカ等、鳥はサギ、シギ、チドリ類等、魚はフナ、メダカ、ナマズ等が生息しています。
(さわやかウォーキングマップより)

<ゴール:原地区センター>

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<おまけ:原駅>

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■コースマップ

本日のコースは以下の通りです。