小田原を歩く

JR東日本主催の「駅からハイキング(期間設定コース)」で、神奈川県小田原市を歩いてきました。
小田原は私の住所から近く、行きたい場所が多かったため、地図を見て、いろいろ寄り道してきました。

▼報徳二宮神社
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■基本情報

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【主催】JR東日本・駅からハイキング(期間設定コース)
【タイトル】「匠とグルメのまち 秋の小田原を歩こう」
【開催期間】2010/10/01~2010/11/30
【距離】8.5km
【分類】文化・歴史コース、タウンコース、ほとんど平坦
【地図】 GoogleMap
【通過ポイント】
 ▶スタート:小田原の名産品・特産品展示コーナー@小田原駅
 ✅①小田原城址公園
 ✅②小田原文学館
 ✅③小田原宿なりわい交流館[Check Point]
 ✅④かまぼこ通り界隈
 ✅⑤旧東海道・江戸口見附
 ▶ゴール:小田原の名産品・特産品展示コーナー@小田原駅
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■交通アクセス

東京から、JR東海道線で1時間半、1,450円。

■小田原と言えば

・神奈川の西部に位置する都市。かつては東海道の宿場町として栄える。
・歴史上の人物と言えば、北条早雲、二宮尊徳。
・芸能人は柳沢慎吾、阿藤快。
・名産品は蒲鉾、干物、梅、小田原おでん等。

■ウォーキングの記録

<スタート:小田原駅>

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ちなみに、駅ビルはラスカです。(茅ヶ崎・平塚と同じ)

<小田原城址公園>

▼北條手作り甲冑隊@銅門
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北條手作り甲冑隊の皆さま。
無料で記念撮影に入ってくれるそうです。
ご家族連れの方はいかがでしょうか。
(参考:http://www.sagamiwan-network.jp/group/67c8b6b3bd26a849e852027516e872a4.html)
▼常盤木門
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▼天守閣
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<報徳二宮神社>

【所在地】神奈川県小田原市城内8-10
【URL】http://www.ninomiya.or.jp/
1894年創建、二宮尊徳を祀る神社。
報徳二宮神社は、生誕の地・小田原と、終焉の地・日光にあるそう。
▼神前式の列
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境内にて、雅楽の音(篳篥?笙?龍笛?)が聞こえるなと思ったら、神前式の列でした。
二宮尊徳を祀るだけあって、二宮金次郎像が並んでいます。
▼二宮金次郎像(作:慶寺円長)
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日本中の小学校に約千体制作されましたが、
戦時中の供出により残っているのはこの一体のみだそう。
▼二宮尊徳翁之像(作:南部祥雲)
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「至誠と実行」のプレートと共に。
こちらは、二宮尊徳像の普及に努められている団体からの寄贈のようです。

<報徳博物館>

【所在地】神奈川県小田原市南町1-5-72
【入場料】200円
【URL】http://www.hotoku.or.jp/
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報徳二宮神社所蔵の二宮尊徳関連の堅めな歴史資料を展示。

<清閑亭>

【所在地】神奈川県小田原市南町1-5-73
【入場料】無料
【指定】国指定登録有形文化財
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1908年に黒田長成伯爵(元貴族院副議長)の別荘として建造され、
保険会社所有を経て、現在は小田原市所有。
貴重な文化財をまちづくりに生かそうと、
NPO法人小田原まちづくり応援団が様々企画を出して運営しているそうです。
(参考:http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1007280056/)

――コースを外れて――

<古稀庵>

【所在地】神奈川県小田原市板橋827
【入場料】100円(日曜日のみ庭園を開放)
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1907年に政治家・山縣有朋の別荘として建造。現在は、あいおい損害保険の研修所です。

<松永記念館>

【入場料】無料
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――コースに戻って――

<寄木ギャラリー(街かど博物館)>

【店名】露木木工所
【所在地】神奈川県小田原市早川2-2-15
【入場料】無料
【URL】http://www.yosegi-g.com/
【おすすめ】★★★
「街かど博物館」は、小田原市内18ヶ所の商店や工場などを地場産業を紹介する場として開放。
今回のウォーキングマップにも、付近の街かど博物館の場所が載っていたので、試しに入ってみました。
寄木細工といえば、
先日、箱根ラリック美術館の企画展「箱根寄木 アール・デコ ラリックに先駆けた和の工芸」を見て、
箱根寄木細工の芸術性に感銘を受け。こちら、露木木工所さんは、まさに作品を提供されていたそうで、
ラリック美術館に展示されているものと同タイプの作品も含め、
様々な寄木細工が展示されていていました。お手頃な価格だったマウスパッドを購入。
▼購入したマウスパッド
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デザイン性のみならず、実用性も。市松紋様のおかげで光学マウスがスムーズに動くようになりました。

<小田原さかなセンター>

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<小田原文学館>

【所在地】小田原市南町2-3-4
【入館料】250円
【URL】http://www.city.odawara.kanagawa.jp/public-i/facilities/bungakukan.html
小田原ゆかりの作家を紹介する小田原市の施設。
土佐藩の郷士で幕末に陸援隊に参加し、明治維新後に警視総監・宮内大臣などを歴任した
田中光顕伯爵の別邸として建てられた。
本館の小田原文学館、別館の白秋童謡館、そして、尾崎一雄の書斎から構成。
本館・小田原文学館の1階では「小田原出身の文学者」として、
北村透谷、牧野信一、尾崎一雄、川崎長太郎などを紹介。
2階では「小田原ゆかりの文学者」として、小田原に移り住んで活躍した文学者である、
谷崎潤一郎、三好達治、坂口安吾や、脚本家の首藤剛志などを紹介している。
(3階は展望室・休憩室)
▼小田原文学館
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本館。昭和12年建造のスペイン風の建物。国の有形文化財。
▼白秋童謡館
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別館。大正13年建造の純和風の建物。国の有形文化財。
▼尾崎一雄邸書斎
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曽我にあった、尾崎一雄邸の書斎をこの地に移築。

――コースを外れて――

<正恩寺の鐘楼門>

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<民法発祥の地・滄浪閣跡>

▼伊藤博文公胸像
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――コースに戻って――

<ういろう>

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<小田原なりわい交流館>[Check Point]

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<小田原空襲の碑>

終戦前日の1945年8月14日に、日本最後の空襲を受けたのが小田原ということです。
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<かまぼこ通り>

小田原名物と言えば蒲鉾。通りには、蒲鉾店が立ち並びます。
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<東海道江戸口見附・一里塚跡>

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<ゴール:小田原駅>

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ゴールで「小田原特製バッジ」をいただけます。小田原だけに、小田原城。

<おまけ>

10月21日で小田原駅開業90周年ということで、
プラレール・鉄道グッズの展示、難読駅名クイズ、小田原高校吹奏楽部によるミニコンサート等
のイベントが行われていました。
イベントの一環で、5番線ホームに「アルファ・リゾート21」が展示されていたのでパチリ。
観光PRのミス伊豆の踊り子、伊東オレンジクイーン、ミス熱海の方々も見かけました。
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そんでもって、主要イベントの終わった夕方の風景は何か寂しく・・・。
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■コースマップ

本日のコースは以下の通り。

より大きな地図で 小田原 を表示