『茄子 アンダルシアの夏』

(高坂希太郎 監督・脚本、黒田硫黄原作、声・大泉洋、小池栄子、筧利夫ほか、2003)
「オレが行ったときは自転車をぺぺにとられたけれど、
やつが兵役に行ったときは、オレにカルメンをとられましたからね」

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映画は、47分間。自転車レースとともに進行する。
プロの自転車レーサー・ぺぺが、レース中、かつて捨てた故郷アンダルシアを通る。
その日は折りしも、兄の結婚式・・・。
そして、その47分のレースはゴール直前で大混戦となる!!
回想。兄との争い、兵役、忘れたい思い出、故郷を離れる前に丘から眺めたアンダルシアの夜景。
そして、故郷の象徴として、茄子の塩漬けとワイン。
ストーリーはきわめてシンプル、そして何かほろ苦いのに、
レースの駆け引きとスピード感、そして穏やかな風景とともに、なんか気持ちいい気分になります。


☆(3/8)フジテレビがニッポン放送株の36.47%取得し、TOB成立