『水曜どうでしょう サイコロ3~自律神経完全破壊~』

渋谷の東急ハンズの1Cパーティ用品フロアにCUEのコーナーを見かけて、購入。
『水曜どうでしょうDVD第4弾 サイコロ3~自律神経完全破壊~前編/後編 完全版』

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「水曜どうでしょう」(※「水曜ロードショー」にひっかけたネーミング)はもともと、札幌の地方局HTBで制作、放映されていたバラエティ番組。北海道限定で人気を博した番組でしたが、他の都道府県でも、深夜枠で再放送版の「どうでしょうリターンズ」が放映され、そのコアな人気が全国に波及したと言う、地方発のバラエティ。

2年程前からこの「水曜どうでしょう」が(人気薄のシリーズから順に?)DVD化され、個人的に一番心待ちにしていたのが、この「サイコロ3」。
私が、後輩Tくんの「これ、おもしろいっすよ」というススメで「リターンズ」を見はじめたのが3年前。そのとき深夜に最初に見たのが、サイコロ3後編の第一夜。

サイコロ3後編は、サイコロ3前編で淡路島で途中終了した、4日後の’97/3/7(金)、大泉洋少年(当時大学生)が、札幌の自宅からジャージ(大泉洋曰く「勝負服」)と親父の冬用ブーツ(曰く「雪面の飛び魚」)姿のまま、どうでしょう班に(淡路島まで)拉致されるところから始まります。
のちに、VTRを見たミスターこと鈴井貴之氏が「(サイコロ3開始時の大泉くんと)後半の大泉くんは明らかに別人ですよね」と語っていますが、その言葉には納得。

学生 大泉洋が、タレント 大泉洋へと脱皮を果たした、伝説のシリーズと言えます。

ちなみに、サイコロシリーズの代名詞といえば「(長距離)深夜バス」。
後編の終盤で、大泉さんが「大曲から秋田新幹線こまちで盛岡」のサイコロの目を出しますが、同年3/22に開通するこまちは、まだ運行しておらず、(長距離高速バス・ギャラクシー号乗車で体の痛みの残る中)またもや満員のバスでの移動になってしまうシーンや、盛岡駅前で「深夜バス『らくちん号』で東京へ」と書かれたボードを見た鈴井氏が、「深夜バスで何が『らくちん』だ」と怒り出すシーンは、今見ても面白いです。

#映像特典は、紙芝居「雪面の飛び魚」「アラスカの女」(いずれも大泉洋の虚言)ほか。


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