『県庁の星』

(原作:桂望実、監督:西谷弘、出演:織田裕二、柴咲コウ)
入庁9年目の県庁のエリートが、
民間人事交流研修で派遣されたスーパーで引き起こすドタバタ劇。


織田裕二演じる入庁9年目の県庁エリートは、野心家、権力主義、マニュアル主義、
何かあったら保身第一、人の感情が理解できない、組織図がなければなにもできない
・・・なのに、プライドがやたら高いという典型的なお役人。
そんな県庁のホープ(!?)は、当然、派遣されたスーパーに馴染めず、まったく使い物にならず、
トラブル続きで周囲の仲間からも煙たがられる始末。
だが、クレーム処理など、指導係となった柴咲コウ演じるベテランのパートさんとの化学反応を通して、
徐々に”県庁さん”は変わっていく・・・というストーリー。
序盤の織田裕二演じる県庁エリートの勘違いぶりがかなり笑えます。
本作最大の見せ場は、満天堂 VS. 大岡証券!(詳しくは見てください)
織田裕二主演だけに、踊る大捜査線っぽい「爽快感と軽いブラックさ」があり、
軽く見て面白いエンタテイメント作品に仕上がっています。