『細野真宏の経済のニュースがよくわかる本 銀行・郵貯・生命保険編』

(細野真宏著、小学館、2001)

郵政民営化法案否決で政局が混乱してる、そんな今だから、こんな本。

大学受験数学参考書「○○が面白いほどわかる本」で有名な、
予備校講師・細野真宏氏による「経済のニュースがよくわかる本」シリーズ第3弾。
数学講師ゆえの論理的な論展開と、(CCの)ケロちゃんっぽいクマの絵で、
数学参考書同様、すっきり分かりやすい構成になってます。

本書では、銀行、郵貯、生保を扱っていますが、なかでも郵貯については、
全5節中、2節を説明に費やしています。

・Section 3 金融再編と郵便貯金について
・Section 4 郵政三事業の民営化について


「財政投融資と特殊法人、天下り」の問題や、
「民営化で失業率が上がる!?」「民営化でユニバーサルサービスが崩れる!?」
などの反対派議員の詭弁に対する反論など。
公社化前に書かれており、一部、若干話題が古いところもありますが、
こんな今だからこそ、読んでおくべきだと思います。


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