大学の最近のブログ記事

恩師の退官記念パーティー

学部卒業から6年、院卒業から4年の月日が過ぎ。

盛岡駅前のホテルルイーズで、
F研OB・OG主催で、恩師・F先生の退官記念パーティーが開催されました。

参加者は、現在の研究室の先生方、1期~7期(今春卒業)の一部。

<式次第>
・記念写真
・くじ引きで着席
・F先生の言葉
・S先生の乾杯の挨拶
・しばしご歓談
・F先生が帰るため自然解散

諸々の政治的理由でこんな時期の退官となったそうですが、
もともとビジネスの世界の人ですし、これからも精力的に活動されるようでした。

個人的には、これで大学との接点もなくなるなと、ちょっと寂しくなりました。

修士論文・合同審査会

本日は、院2年間の集大成、修論・合同審査会でした。

副査の不在など理由のある人を除いて、ソフト203, 204の2教室で発表会。
諸事情で、私は、朝1発目の発表に。聴衆は20人くらい居たかなぁ。
「先生方は欠点を叩くのじゃなくて、いいところを引き出そうと質問してくるから」
という言葉に気分的に救われ、カミカミながら、アドリブでポイントを強調しながら発表。
和やかな雰囲気で、先生方から、的確で、いい質問、コメントをいただきました。
最終的な学位判断は3月ですが、先生からは合格点いただきました。ヨカッタ。

前夜は、研究の欠点ばかり頭に浮かんで、1時間位しか眠れなかったのですが・・・
とにかく、これで、やっとゆっくり眠れます。

#陰ながら心配してくれた人たち、ありがとございました。ほんと、みなさまのおかげです

F研'03忘年会

年内最後のゼミでした.
Y先生から論文の途中チェックが入って、このままバリバリ書き続けるようにと。

晩は岩手町にある3年ササ宅(豪邸)にて,(院生,3,4年の一部で)F研の忘年会。
携帯が圏外なことと、バス停に普通に個人の名前がついてるのには驚いた。
3年タグチがササに「養子にしてくれー!」と頼んでたのだけは憶えてる。

SPA

木・金はSPA(Software Practice Approach)でした。
東京・多摩のメーカーへ、同じ研究テーマを扱っている3年ミツイとともに、
調査事項をまとめて質問と調査に。

これまで、謎に包まれていた部分がくっきりクリアになり、非常に為になる研修でした。
また、理論の抱える壁に対し、現場では力技で解決を図っていて、
SEのパワーを思い知りました。
(Software Engineeringって結局、現場なのだなぁと。)

学会発表の意義

昨晩は、発表会後の懇親会が終わって、スーツ姿のまま大学に直帰。
3年生が出す予定の、全国大会要旨締め切りを翌日に控え、一悶着。
前日段階で、3年生の出そうとしている論文に、新規性の有無が不明なものが多く・・・。

悪しき慣習に則れば、きっと、一部教員の「いい経験になるでしょう」の一言で、
発表レベルに無いものも発表することになってしまうという、ギリギリの状況。

夜11時。遅くまで残っていたY先生、3年生、4年生、院生の一部が集まって、
「これから、どうするか?」意見を述べ合いました。
なかには、「がんばってるのにー」とキレ出す3年生がいたり、
自己満足のために絶対発表すべきだという4年生がいたり。

学会は、内容に関係なく発表していい場所じゃないし、
単なる学生の尻叩きの道具でも、発表して自己満足を得るための道具でもない。

ワタクシは「(自分の経験を踏まえ、)よく考えて、もし自分が発表レベルにないと認識したなら、
それを受け入れて、(教員に何と言われようと)今回は発表を見送ろう」と主張。
というか、このままなし崩し的に、体裁だけ整えて発表することは学生本人の為にならないし、
そもそも「全員が発表すること=指導体制がすばらしい」という、
相変わらず誤った定式が成り立ち続けるに危険性を感じ。

「ギリギリまでがんばる」と言った3年生数名、
われわれ担当者、Y先生が徹夜して、最終チェックを受けましたが・・・

今日19:00締め切り。
3年生10名(発表済の1名除く対象者9名)中、情処申込者4名。
がんばったけど、出せなかった学生も1名いました。悔しいでしょう。
何もしなかったけど、一部教員の独断で出した学生も1人いました。問題の火種となるでしょう。

今回申し込んだ人も、次に挑戦する人も、これからが本当の研究。
うちらも出来る限りサポートするから、がんばれー

修士論文・予備審査

1週間、修士論文予備審査のスライド作成・発表練習に追われ、今日が発表でした。
これが、普通の予備審査じゃなくて、
岩手県情報サービス産業協会秋季セミナーにおける「(F研、W研、Sg研による)大学院研究発表会」(@マリオス)が、
なぜか予備審査扱いになってしまい、企業の方々50数名を前に、プレゼンすることに。

企業人相手ということで、「現場志向の研究」というフレーズを重視して発表しましたが、
人が多すぎるせいで、逆に、聴衆の反応が掴めず、しかも発表後の質問者もゼロで、
発表の成否がいまいち解りませんでした。
ですが、 Y先生曰く、後ろから見たら、「なるほど」と、頷いて聞いてる方々が多かったという話で。
まぁ、よかったのかな。

というか、予備審査で質問もらえないと、本審査に向けて修正できないー!!

#他研究室の同期さんの発表が聞けてなかなか面白かったです。

つながり感通信

今日のF研ゼミは、NTT環境エネルギー研究所・前田さんの講演。
遠隔間の親子を結ぶ「つながり感通信」のコンセプトはなかなか面白かった。
(参照:http://www.zdnet.co.jp/news/0107/23/tsunagarikan.html)

たとえば、高齢の両親の家と独立した子供の家にセンサーつきのFammilyPlanterを置いておく。
相手のFammilyPlanterのセンサーが反応するともう一方のFammilyPlanterが光る仕組みで、
子が「あぁ、今、実家の両親はテレビを見てるんだな」とか、
両親は「あぁ、息子の家では、親子団欒の時間なんだな」とか、
直接的な通信に変わる、「一緒にいる感じ」を得られるらしい。(発売は来年以降)

でも、大企業の企業研究者は、色々ジレンマを抱えていて大変らしいですよ。

Green Tourismの実態

本日のゼミは、F研2年生以上全員で雫石町・南畑地区の「コテージむら」調査。

コテージむらは県農業公社による52.7㌶の宅地建物付き農地分譲地。
約10年前のバブル期、東京・大阪など首都圏向けに、都会の喧騒を離れ、
農業を営みながら自然と共生できる場所として、 95区画の分譲地が売り出されましたが、
売れたのは5区画のみ。

96年以来分譲が凍結されていました。
99年にはその入植者の方々が集まって「雫石創作農園組合」を作り、独自の農業に取組む一方で、
昨年、県農業公社はグリーンツーリズムを軸とした「雫石・御所プロジェクト」をまとめ、
コテージむらの土地利用のあり方について取りまとめた。

また、今月2日には、東京・銀座に情報発信を目的とした
「生・活・人プラザ銀座ふるさと暮し情報センター」を開設し、
情報発信をおこなうことで分譲希望者の募集している。
今後はホームページなどを通して、コテージむらの情報発信を行っていくそうで、
こうした面でのフォローが、おそらく今回の我々の調査の趣旨。

実際にこの広大な土地を歩いてみて、最初、暮らすのに不便ではないかと思いましたが、
ココに住む組合長さんとその奥様から、直接話を聞いてみると、生活に不便はなく、満足しているそうで。

ただ、組合長さんのこの10年間の話
(会社を一念発起退職して、農業に関して素人同然でこの土地に来て、
農業で生計を立てていく過程の涙無しじゃ語れない苦労話)を聞くと、
この土地での仕事面(生計面)でのインフラ整備が必要なんじゃ?と。

それが解決されたなら、ワタクシもここに住みたいと思います。

JABEEの準備

週明けに、JABEE(http://www.jabee.org/)が審査に来るらしく。
(細かい解説は、他大学のHPなどにもありますので、省きますが、)
JABEEは、Japan Accreditation Board for Engineering Education(日本技術者教育認定機構)
の略称で、工学系の高等教育機関(大学)の教育プログラムを審査する団体

その審査に合格すると、その教育プログラムの修了者(学生)は、
技術者として技術業に就くために必要な教育を受けたものと見なされ、 (国際的にも)何かいいことがあると。
しかし、有名国立大も審査落ちするくらい厳しいもので、認定校もまだまだ少ないとか。

今日は、その準備作業に借り出されました。
審査部屋として、情報システムコースはIS部屋、その他のコースはCS部屋を用意。
(おそらく審査部門が違うのでしょう。)

それぞれの部屋に、過去2年間の卒業生の卒論と、演習および卒研ゼミの資料を準備。
それらの膨大な資料に目を通し、さらに学生を面談、授業参観して審査するようですが、
見るからに大仕事そうです。

#月曜は、F研全体ゼミも授業参観するようなので、要注意です。

国際学会・本番

東京・成田空港から13時間、パリ・シャルルドゴール空港で乗り換えて3時間、
スウェーデン王国はストックホルム・アーランダ空港へ。

到着初日は、ホテルに荷物を置いて、ストックホルム市内を観光。
80スウェーデン・クローナ(Kr.)で24時間乗り物パスを買うと地下鉄・フェリー・バスなど交通機関に乗り放題。

     

・長いエスカレータで下って乗る地下鉄
・読めないスウェーデン語の標識(Husbyはユースビー、Kistaはシスタ?)
・赤ベコに似たシンボルの馬(ダーラへスト)
・歴史を感じるレンガつくりの建物
・北欧独特の眩しすぎる夕陽
・水辺を吹きつける寒風
・お菓子(Billar等)で甘い香りのする店
・犯人の顔に完全モザイクの店売り新聞
・客が買い物カゴの商品を出してから会計するレジ
・万国共通のMcDonaldsは、実は味も量も違う!
・TVじゃポケモン、セーラームーンもやっている!
その晩はストックホルム大のRoyal Instituite of Technology内のMemory Hotelにて、 Small Reception。

翌日から、3日間の国際会議(International Workshop)。
オーストラリア、カナダ、フランス、イタリア、ドイツ、スウェーデン、デンマーク、ロシア、日本 ・・・、
各国のProf.、Dr.、大学院生が集まって、各専門分野から研究発表。
発表は英語。生活で使う程度の英語や日本人が発音する英語なら辛うじて理解できるけど、
学術発表レベルの英語は聞き取れなくて困った。
しかも、2日目から風邪こじらせて、体調も最悪級に。
それでも、ランチで海外の参加者達と会話したり。

3日目Session8、ワタクシの発表。
カンペ見ちゃったけど、質問が聞き取れなくて先生方の助け船もらったけど、なんとか乗り切った。
ノーベル賞受賞者の晩餐会も行われる市庁舎(City Hall)のGolden Hallにて、参加者全員でNovel Dinner。

     

最終日には、Vasa musiumで、17世紀に建造されまもなく沈没、300年もの間海に沈んでいたという、
巨大な木造船Vasa号を見てDinner。
ワインなど酒を飲んで体調はひどくなるばかりだったけど、
この人生で2度と出来ないかもしれない、いい経験が出来ました。

国際学会・英語発表に備えて

9月26日に国際会議での発表を控えまして、

「英語口頭発表のすべて」(中村輝太郎 著)
「理科系のための英語プレゼンテーションのすべて」(志村史夫 著)
「理工系英語論文と口頭発表の実際」(富山真知子, 富山健 著)
など読んでいます。

(どの本に書いてあったか忘れたけど、)本によっては、
"予稿集は皆見てきてるからそこに書いてない内容を発表しろ!"
"論文に載っている図をそのまま説明するなんて失礼だ!"
"スライドはなるべく少なく、スライド1枚あたり2~3分は説明しろ!"
とか書いてあって、国際学会発表経験豊富なY先生にその話しをしたら、
「それ、ぜんぶ、嘘。」と一言。(やっぱりなぁ・・・)

その他、本には、"口頭発表にはウィットに富んだジョークが必要不可欠!"と。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 無理。

#発表より、質疑応答が、一番手強そう。(英語力無いから)

第3回 F研合宿

研究室のゼミ合宿で宮古へ。
1日目は
①ゼミはグループ単位で研究トピックの紹介&テーマ企画、
②夕食(ウニ、ホタテなど)、③先生方の発表、④風呂&飲み・・・。
2日目は観光班と運動班に分かれて活動。→ 浄土ヶ浜集合

今年で3年目を迎えた、1泊2日のF研夏合宿。
参加者は教員と3年生、4年生、院生の計20名。
今年は(去年いろいろあったO村ではなく、) 岩手県沿岸の宮古国民休暇村。
時速50キロ、法定速度の貸切バスで一路、宮古市へ。

全体ゼミでは、「医療福祉」「某開発方法論」「教育」「その他」の4グループに分かれて、
グループ内でひとりひとり調べてきた内容の発表、グループ単位で企画をまとめて全体発表。
わが「教育」グループも皆で企画をまとめ、代表して3年ヤモリが巧く発表してくれました。
それ以上に、「医療福祉」グループの芝居仕立ての発表は良かった。
先生方の発表は、
Y先生が専門の「サービス競合」、S先生は「医療の将来像」、F先生は「Mother Machine」について。
でも、夕食でビール飲んだあとだったので、ちょっときつかった。

夜は、各部屋で飲みながら、怪談する部屋あり、趣味話する部屋あり、エロエロ話する部屋あり、
まじめに研究について語る部屋あり。
部屋を渡り歩きながら、良くも悪くも、研究室の学生の人間像を変えられたというか、
「これがこいつの本性かぁ~」みたいな。
結局、薄明るくなるまで、起きてましたら、翌日はみんな寝坊ー。

2日目は観光班(ウミネココース)と運動班(スポーティコース?)に分かれて自由行動。
スポーティコース?のうちらは、駐車場で4on4のミニ・サッカー。(← 宮古じゃなくてもできるやん。)
かなりハードに汗を流して、温泉ですっきりー。(^▽^;)帰りはバスでぐっすりー。

#ま、今年は無事に終われましたよ

開発手法事例調査

飛行機を降りるとそこは真夏でした。35℃超で暑すぎ!(長袖シャツで失敗。)

名古屋日帰りの旅で、某開発方法論による情報システムを実際に導入してる現場に。
実運用上の感想など研究調査目的で、現場の貴重なご意見をいただきました。

たとえば、導入している会社内でも、"肯定派"、"中立派"・・・と、その開発方法論に対する温度差があり。
ただ、批判といっても、必ずしも手法自体へ向けられたものではなく。

現場では、構造化手法、オブジェクト指向、某開発方法論 etc・・・、
どんな方法を使おうと、 早く、安く、よい品質でシステムが作れればよい。

それでメリットが得られたとして、さらに、一歩進んでその手法の価値を享受するためには、
デファクトスタンダードとして十分に普及して、
継続的にそのサービスが提供されることが重要、
と。

――― それは、『ソフトウェア再利用技術』の歴史にも似てます。

再利用はかなり昔から試みられてきたが現場でイマイチ普及してこなかった。
それは、工数比較して、「再利用する工数のほうが、新規開発する工数よりはるかに少ない!」
と利用者が実感しない限り、人は今までどおりを選ぶから。
逆にいえば、(歴史的に存在する)その"壁"を越えられるだけのメリットを、
研究等によって生み出せれば、普及する可能性もあるのかなー、と。

滞在時間は非常に短かったですが、研究テーマに関する、想定外の課題もいただき、非常に有益でした。
あとは、これをどう研究に生かすか?ですねー。

恵まれた研究環境

その道(分野)で有名な教授になると、
教員1人で研究室に院生20名以上を抱え、週に「1人○分間」と時間を区切って指導を行うこともあるらしく。

それと比較すると、わがF研は院生が少なく、
例えば、私の研究のために、(必要に応じて)ディスカッションに3先生が参加してくれますし、
十分に指導してもらえてるので、「とても恵まれた環境なのかなー」と。
(※「これが当り前」なんて絶対、思ってはいけません)

てことで、世間はSummer Vacationですが、こちらは8月もディスカッションや細かい〆切で予定がいっぱい。
(=東京、行けないと思う)
おかげさまで研究内容も進展しつつあるので、夏を制する者は受験を制します?

#ちなみに8月24, 25はゼミ合宿 in 宮古です。

3研合同ゼミ

先月から月1回ペースで、イトウ研・ドイ研・F研の合同で「大学院合同研究報告会」 がスタートしました。
毎月、各研究室から1名ずつ、3名が研究発表するもの。
他の研究室はコイズミさんはじめ、ドクターの強力どころから発表してるのに、
F研はマスターだけとはこれ如何に。F研出席者の少なさと来たらこれ如何に。(サボっちゃあかんでしょ)

本日は私の発表順番でした――。

先日の研究会発表後、提案内容の大幅な建て直しに奔走して、
そんな苦労の末発表したら、近年、稀に見る噛みまくり・・・。(軽く凹む~)
でも、質疑応答では、他研究室の先生方やドクターの方々から非常にいい意見がもらえて、
個人的に大変有益でした。(道は険しいですが・・・)

#終了後、聴講者からのコメントシートを見ていたら、『今年は2003年です』のひとこと。
 しまったー!スライドの表紙に「2002.7.30」と書いてた~!

国際学会・査読通過

就職活動@東京で、携帯ezwebでメールチェックしたら、担当教官から
「おめでとうございます。・・・」というメール。
こないだ提出した国際学会の論文査読が通過したらしいです。

北欧・スウェーデンはストックホルム大学
(=ノーベル賞受賞者が記念講演する大学)
で、私、発表できるそうですよ。(すげっ!)

びっくりするのはそれくらいにしといて、
添付されてた、英語のReviewerからのコメントを読みました。
訳すと「あなたの研究はいい、しかしながら・・・」の譲歩&逆接の嵐!

特に、Reviewer 3さんのコメントが厳しくて。
メールには「コメントの部分を修正しないとrejectになっちゃうよ」
てな内容もしっかり書いてありました・・・。(^-^;

ということで、カメラレディ〆切の6月末まで大忙しかも。

修士論文・中間発表

修士論文の中間発表。

※マスターコースでは、論文作成にあたって中間発表、予備審査、本審査と3回発表会があります

他研究室から、(パリから一時帰還の)フジタ先生、イトウ先生、スガワラ先生ほかを迎えて、発表会。
正直、今の研究テーマ、研究室内の先生方にしか見てもらったことが無くて、
他研究室の先生からの評価が超・気懸かりだったのでいい機会だなと。

私の前に(秋卒予定の)Y氏の修論予備審査があって、
さすがは予備審査、フジタ先生、イトウ先生の超・シビアなコメントが。
ちょっとばかし、フジタ先生が大爆発しまして
「あなたのやったスライド数はたったのこれだけです」
「この質問に答えられないと卒業できないよー」と。

この雰囲気はまずい、・・・という状況で迎えた私の中間発表。

ビビっててもしょうがないので、練習どおり20分程度で発表。
発表後のシビアな質問攻めを覚悟しましたが、フジタ先生から「これ、面白いテーマですよ・・・」と。
(あれ?) とても、参考になる意見をその他の先生方からもいただいて、とてもポジティブに発表終了。

なんか肩透かしな感じでしたが、あとで担当教官からもお褒めの言葉をいただき・・・
(就職活動を犠牲にして)まあ、頑張った甲斐がありましたか。

就職活動中断

今年度1発目、研究室の全体ゼミで「研究内容紹介」の発表。
徹夜はしなかったけど、久々にプレゼン資料作りに苦戦しました~。
・・・でも、「大学はこうじゃなくちゃ、ね。」という気持ちもあったり。(←耐性、つきまくり?)

苦戦した甲斐あって、突貫工事で作り上げたような研究内容は、
先生たちにはなかなか好評で、 1週間後〆切りの国際学会に出そうとかいう危険な案が。

「すみません、提案内容の妥当性が確認されていません。
客観的評価ができるかどうかも未定なので、無理です。」と言ってるのに、
先生方は『数日でそこまでやれ』というので、「努力はします」と適当に答えていますが・・・
今月下旬には修論中間発表もあるし、研究進めないといけないのは確か。

ということで、このまま、就職活動始めるのはちょっと無責任男なので、就職活動延期でございます

研究テーマになるかも

東京は高輪プリンスホテルで研究内容のワークショップが開催されました。

出席者は、大学関係者と、我々がテーマとしている開発方法論の提唱者、
それに基づくシステムを導入したユーザ企業の情報システム担当者、
および実際に開発に携わった方々など。


それぞれ、発表して、意見交換を行いましたが、
現場から、非常に参考になる、私の研究テーマの種になりそうな何かを頂戴しました。
ほんと、今回参加できてよかった。

#これから、研究が急ピッチで進むかも。

自己防衛のすすめ

月曜5限は研究室のGゼミ。(内容は、学生たちで集まり進捗確認など)
Gゼミで2年生たちにしきりに言ってるのは
「人からのアドバイスは鵜呑みにしないようにー」、
「自分の研究内容は理詰めで説明できるようにー」
と。

なんか、『人を信じるな』と言ってるみたいでやや気が咎めるんだけど、
実際、自分の研究は自分の研究、自分を守れるのは自分だけだから。
相手の自信の有無、悪意の有無なんて、正しさの何の尺度にもなりません。
いずれにせよ他人に依存してれば大丈夫って考えなら改めるべきでしゅ。バブー!('ε'*)

#こんな環境いると人間不信になるよー

パワポ80枚

冬休み明け、怒涛の3連プレゼン週間が終了しました。
資料は正月の実家帰省中もコツコツ作ってて、直前の別用などのため、
結局発表前日までかかるはめになったのだけど・・・
スライド総数、占めて80枚。(がんばってみた)

えーと、年賀状くれた方々ありがとうございました。
禿げまして・・の面白いはがきから、就職活動ご協力の旨のありがたいおはがき、
アルバイト自衛隊員から正社員自衛隊員になったという近況はがきまで・・・。
何か嬉しかった、、、とってもありがとー!

診察業務の調査

研究の調査のため、モリーオにて水沼医師からお話を聞きました。

診察業務を分析しようとしたのですが、これが難しく。
一般に診察の際に医師のやることは、はじめに病名を予想して、
それからその他の可能性(併発病など)を探ること。

それは、顔色を見る、のどを見る、甲状腺を見る、指診、病状を聞くことなどがあるが、
その探り方は医師によって、患者によって、病院の規模によって・・・状況により様々。
病院によって、「クリティカルパス」を設ける例もあるようですが、
それでも十分ではないらしく。

それに加えて、様々な医療技術の進歩などもあり、医療分野の情報システムの困難さは、
こうした変化への対応にもあるのかもしれません。

結局、水沼先生には調査に3時間も付き合っていただき、
後半の話題は、ちょっと本題とはそれてましたが、色々参考になりました。

その後、大通りのガストにて夕食がてら講師のY先生、Y氏とで研究内容について熱く議論し、
「とりあえず、研究会だしてみよう」という方向性になりました。

定量化手法

ソフトA202で外部講師・小川先生の講演『ソフトウエア開発プロセスにおける定量化』
聴講者:F研学生、「情報システム管理特論」を受講する院生、県の研究施設に入ってる企業の方々。

定量化およびSLIMに関しては「管理特論」で学習していて、
現場ではどうか?と思ったのですが、企業の人たちが真剣に質問してる姿を見ると、
現場でも試行錯誤している様子で。

その他、米ではフリーランスのプロジェクトマネージャが存在していて、
プロジェクトごとにバーチャルなグループを組んで仕事をこなすとか。
それだけに個人個人が仕事(プロジェクト)を選ぶ必要があるという話も興味深く。

今回の講演にあたって、担当教官に代わってメールで連絡をとったり、講演の準備をしたり、
裏方をしてたのですが、「お礼状」とかもらうと、頑張ったかいあったな、と。

新規性とは

今日、F研全体ゼミで2年生(大学の4期生)の『研究テーマ企画発表』がありました。
(※今年はシステム実装の課題なしに、直接研究という方針みたい。)
しかし、「うちらの時代(1・2期生の頃)なら、ボツかな?」と思われるものが多数。

いちばんの間違いとして、理論と実装例をごっちゃにする人が多いです。
正しくは「媒介変数を用いた検索手法=理論」で「レシピ検索システム=実装例」。
だから「レシピだから新規性がある」「岩手町だから新規性がある」ってのは間違い。
――― それはあくまで実装例。

新規性が必要なのは理論のほうで、
新規性のある理論が別の実装例でも広く適用できればベスト。

実際、ゼミでも、学生がそれを勘違いして発表して、
聞いてる学生も実装例に関する質問ばかりで、やや話のポイントがずれてる気が。

もちろん、理論に新規性がないことを前提に、
実際に開発して導入した事例を発表するならそれもありな可能性もあるけど、
それも実装して現場に導入して効果が得られて何ぼだと思います。(かえって難しいかもねー)

#ここ(新規性)で躓くとあとあと苦労するから。

大学祭

10/26, 27は大学祭&オープンスクールでした。

<大学祭>

27日の大学祭ライブは「平和島」がヒット中のB-DASH!
雨の中、駐車場満杯、史上初じゃないかというほどの人に溢れつつ・・・自分は観れなかったけど。

<オープンスクール>

同時開催のオープンスクール(授業&展示)も無事終了。
授業は、高校生2人しかこなかったけど、うまく対処してくれたようで。
私のいた展示の方には10人以上(OG含む)来ました。
展示は、このために4年オノデラ君らが制作した研究室PRビデオ流して、
OBの遺産である料理レシピ検索システムのデモと、
今の3、4年生の研究内容紹介のスライドを各人作って展示して、お菓子を用意して・・・。

卒業研究で忙しい最中、4年生を中心によくやってくれた感じ。

良い傾向

輪講で本配属の2年生はじめての発表。
F研プレゼン最大禁止事項「原稿文章読み上げ」発生。
(M先生がいたら、原稿奪われて窓から捨てられてるよ~。)

今回の輪講で、個人的にうれしかったのは、
普段発表を注意されてる3年生たちが、
自分達の言われてきた点を踏まえ、2年生に指摘してたこと。

ああ、進歩してていい傾向だなと、安心しました。

一般社会でこういうことやると、人間関係壊すかもしれないし、
最初はみんな、こういうことは好まないんですが、
少なくともゼミでは、お互い注意しあわないと進歩しないので、
逆に言われる立場になって注意してやるべきです。
(もち、ポイント外れの指摘や、打負かす為だけの指摘は論外)

もうひとつ。新任講師のY先生は、しっかり研究的視点で意見を言っていて、
ああ、これからのゼミは前期みたいに迷走しないな、という予感。

ゼミのガイダンス

大学ではセメスターの後期が始まり、
学部1年~院生まで202講義室にかき集めて、F研ガイダンス。

こう見ると、多いもんですわ、研究室全員って。
1年10人、2年12人、3年7人、4年5人、M1年1人、M2年1人・・・
総勢36人。
そこで全員自己紹介したってオーバーフローですって。
覚えたいのはヤマヤマですが、記憶力の限界ってものがあります(^-^;

後期からゼミに学部2年生も出席してもらうらしく、
毎回、資料30枚配れってさ~。十把一絡げ?
毎回30人の時間を拘束して、あのゼミだと思うと・・・(^-^;

#ただのガイダンスでも無意味にやる気なくすのって一体?

第2回F研合宿

いつの間にか恒例になったF研夏合宿。

教員と3年、4年、院生、あと希望者(2年が1人)で県北某村の施設へ。
新しい講師の先生も初登場予定でしたが、所用で不参加。 F先生は会議のため夜から途中参加。
ちなみに研究室的にはこの企画は2年目ですが、自分は初参加。

到着して、ホールにて早速村長のはなし。

村長の話は、まちづくりの取組みや合併の賛否の話。
長いはなしの後の質疑応答で、
(要約すると、)「村長は保身のため合併したくないんじゃないの?」
という内容の質問をした学生がいて、場を凍らせる。(何も鋭くない、単なる穿った見方)

昼食後、1日目の研究進捗発表は3年と4年生。
これも要約すると、わからない、わからない・・・学生じゃなくて先生の意図が。

夕食はバーベキュー。そこでちょっとした事件。
「学生が油と間違えて洗剤を鉄板にひいて肉焼いて食べる」事件!
けが人が出たとかの実害はなかったけど、
「変な味がする」ということでそれに気付いて、肉食べた数人は病院に直行。
(ちなみに私は食べてないのでごく普通に。)

これにより、色々予定が変わって、S先生のギター弾き語りも中止。
病院から帰った学生が部屋に集まって牛乳1㍑(洗剤飲んだときは牛乳がいいらしい)
をラッパのみしてる妙な光景。彼らにはすまないが、非日常っぽくて笑えた
夜はうちの部屋ではF先生をまじえて麻雀大会。

翌日は普通に情報センター見学して、普通に自分らが発表して、
午後から隣接するパターゴルフ場でパターゴルフ。これが結構おもしろかった。

今回の合宿は「洗剤」に尽きました。

帰りの寝静まるバスの中で、
自らのギター演奏を楽しみにしてたS先生がひとり寂しく持参したギターを弾いていました。(笑

課題(情報システム企画設計特論+認知情報特論)

情報システム企画設計特論の課題で、
IDEF0でのモデリング(プロトタイプマシンショップ問題)を提出。

集中講義・認知情報特論もやっと終了。認知情報特論の課題は、
科学雑誌『サイエンス』か『ネイチャー』のLanguage関連またはNeural Network 関連の記事を読んで、
要約し感想を述べるレポート。(もちろん、記事は英語。しかも専門外←泣ける!!)

集中講義「認知情報特論」

『認知情報特論ダイジェスト版』(前半)

・行動主義(スキナー、ワトソン)、認知心理学(生成文法、コネクショニズム)、言語学(チョムスキー)
・前頭葉、中心溝、シルヴィウス裂、頭頂葉、側頭葉、後頭葉、小脳、脳幹、脳梁
・視覚野、角回、聴覚野、ウェルニッケ野(理解中枢)、ブローカ野(発話中枢)、運動野
・ 範疇的知覚、2種類の短期記憶、マグネットエフェクト、ニューラルネットワーク。
・ ヘッブの学習則。
・単語の聞き取りには、親密度の影響大、頻度、心像性も影響。
・ブローカ失語(発話障害 - 悲観的)、ウェルニッケ失語(理解障害 - 楽観的)、
 ジャーゴン失語(発話&理解障害 - 高齢者に多/よくしゃべる)、
 伝導失語(復唱障害、段階的接近)、健忘失語(喚語障害)、全失語(全面的障害)
・右半身の情報は左脳で、左半身の情報は・・・の理由は?
⇒ 答:そう進化しちゃったから。(カタツムリ@ノ"の例)
・ 純粋失読(左後頭葉病変。アルファベット、かなの失読、漢字の失読失書=読める漢字もある)、
 失読失書(左角回病変。アルファベット、かなの失読失書、漢字は失書のみ)
 Dejerine, Geschwindの読み書きの古典的モデル、岩田の読み書きモデル。

↑を見て興味を持った方は、ぜひ科目選択してください。

ミニ課題(ソフト設計特論)

課題:オブジェクト指向分析設計(OOA・OOD)について、
ソフトウェアの最小単位とその分割方法の観点から考察せよ
(4ページ以上)

オブジェクト指向におけるソフトウェアの最小単位はオブジェクト。
その分割方法とはオブジェクト(物[データ+振る舞い])に着目した分割.

あとは、オブジェクト指向を用いた効果として、
(1)モデル化のとき生じるギャップが解消
(2)仕様変更へ柔軟に対応できる
(3)成果物の再利用促進
などがあるということで、このあたりから攻めようかと。

プレゼン(基盤情報特論+F研全体ゼミ)

怒涛の1日2プレゼン。(去年もそんなこと普通にありましたが)

輪講は、結局スライド30枚、2名で担当だったが最後まで1人で作成。
(もう一人の担当者にも手伝って貰いたかったが・・・)
1週前から準備スタート、色々忙しく、当日の明け方まで。
テーマは「時制データベースの索引」。 AP-tree, Time Index, TP-Index...
中味びっしり、出来る限りわかりやすくまとめたけど・・・
無理。内容が難しすぎです。

2つ目はF研ゼミ。内容的には、卒論発表会の焼き直し+αで。
でも、拙い拙い・・・日本語が拙い。
一応、今後の方針など示しつつ。先生たちからは好意的反応で。
ツッコミがないことが、かえって心配な4年生と院生達。(経験故に)

大学院の入学式

朝10時より、大学講堂にて、
4学部新1年生および編入生と、大学院研究科入学生の入学式。 (短期大学部は午後2時から)

開式早々、新入学生600人の点呼が50分間。(長いゞ)
卒業式同様、学長、県知事、県議会議長の話。宣誓。
(来賓をかき分けて)社福2年有志による学生歌「風のモント」紹介。
そして、70分に及ぶ式は閉会・・・。

今年のソフトの修士課程1年は32人(約8割が県立大の卒業生)。
4大からそのままあがってきた人間としては、「(自分自身、)きっと何の感慨もないのかな?」
と思っていたのですが、希望に満ちた新入生たちを横目に、
心機一転がんばっていこうというキモチになれました。

県立大学第1回卒業式

<卒業式>

あやうく卒業式に遅刻しかける。
学長の話。知事の話。県議会議長の話。
卒業生代表の話・・・1時間で式は終了。
そのあと「反対の方は挙手してください」方式で同窓会承認。
希望者少数で流会になったソフトの謝恩会でしたが、
食堂で500円徴収し15分程度の謝恩会っぽい会。
ここぞとばかりに、学長と写真を取り捲る群れ。
研究室に戻ってF先生から卒業証書授与。
この4年間が否定されるが如く、教官に名前を読み間違えられる 某N氏。

学士学位:ソフトウェア情報学



<研究室の謝恩会>

6時からメトロポリタン盛岡でF研の感謝会。
4年生は全員出席。中華料理の丸テーブル。
M助手への寄せ書きには、もはや自分の書くスペースが空いていない。
魚やで2次会。ナカノさん& ヒグチ氏の戦い。
Mナカノさんおすすめの美乃寿司で3次会。
2年前ナカノさんが院に入学したときココに来たっけ。
大将との軽妙なやりとり。こういう店の常連になってみたいね。

旅立ちの季節

今週中には、ほぼ就職の決まった卒業生(4年生)達はこの地を離れ、
それぞれの新天地に散っていく・・・・という風情。
いつかこの日が来るとはいえ、何となく、現実として捉えきれてない部分もあったり。

友人・知人の方々へ:もしどこかでニアミスしても、声かけてね。(日本語が変)

そして、F研助手のM先生も助教授となって大学を移るらしい。
M先生の居ないF研なんて想像できないよ。

卒論提出

卒論提出〆切り前夜は,ほぼ研究室総泊り込み状態で仕上げ作業.
(今までこんなに沢山人が居たことがあった?)
「謝辞ってどう書くんだっけ」とか頭を悩ませながら, 朝には一通り仕上げて,
研究室の教官3名にOKのサインをもらいに...

S先生には, 一通り全体の構成のチェック,
F先生は論文は見ずに「卒業研究で得たこと」について面接.
M先生からは,「(理論ではなく)開発がメインだから, システム設計部分をもっと詳しく」という助言.
卒論は3月中旬まで差し替え可能らしいので, しっかり見直さないと.

なんやかや言って, 卒論が提出し終わりました.でも,ナゼか,ほっとしないというか・・・。
(春から就職の決まってる)某N氏とかは,サインもらって,まさに湧き出るような歓喜に浸ってましたが,
院に進む自分は, 不安だらけです.

正直, 大学院2年間を充実したものにできるどうかは, 研究次第だと思います.
理論のある研究. たとえ忙しくても, いいテーマを得て, いい方向に研究を進めていけたら・・・
これからの2年間に, それ以上は望みません.

でもって, 打ち上げ.
夜7時頃から研究室のメンツ(4年)で卒論打ち上げ飲みへ.

卒業研究発表会

ソフトウェア情報学部の卒業研究発表会.

研究室によっては, スーツ着用厳守だったり, 企業の方も見に来て厳しい質問を飛ばしていたり,
(発表時間/人)が30分以上あるとこもあったみたいで, 学部棟全体, ある種独特の雰囲気もありましたが,
我がF研の発表会の場合は, 10分のプレゼン&2分の質疑応答, システムのデモで, 当然の如く私服だったし,
むしろいつもの厳しい突っ込みがない分,とても気楽に.

自分の卒業研究に関して反省点も多いけど,
今は20日の卒論提出に向けて一心不乱に。。。

大学発ベンチャー

教授のF先生が取締役を務めるベンチャー企業が5日に業務開始したということで,
ココ一週間, 県内マスコミで色々取り上げられてました.

F教授はじめ, 岩手医大の教授, 医師らが役員として参加し,
ネットワークを用いた迅速な心電図解析や共通診察券による病院間でのDB管理など,
それぞれの分野の強みを生かした業務がサービスの柱になるそうで...

ちなみに, 社名は例によって例の如く, 宮沢賢治の童話からのネーミング.
(ワンパターンや・・・)

卒論・要旨提出

1週間添削に添削を重ねてもらった要旨も何とか終わりました.
要旨を提出したところで, 卒論本体の方は完成してないので, これから気を抜かないで, がんばらないと.

それにしても教務側で用意した「論文要旨提出システム」はシビアで.
〆切時刻夕方16:00に提出が遅れると「提出できません」と画面に表示されて, 提出できなくなるらしい.
それで提出できなかった人は, 謝罪入れつつ色々駆け回ってFDで提出してましたが....
かくいう私はその時間すれすれで提出できましたが, タイムスタンプは「16時0分53秒」.
(サーバ側のシステム設定時刻に助けられた?)

奨学金返還説明会

いよいよ卒業も近づいてきて,開催された『奨学金返還説明会』.
要は「卒業したら借りた金返せ!」という内容を、
オブラートに包んで「後輩達の為にはね・・・」と説明する企画で、
日本育英会制作のビデオを見せられました。

それがもう、アナウンサー2人が司会進行で、
今年卒業で秋から奨学金を返す予定の学生10数人。
それにどこぞの劇団俳優扮する「奨学金専門家」 とやら が登場して説明するという構成。

返還は月賦返済がおすすめコースらしく、
連帯保証人と保証人は家計を一にするものじゃダメで保証人は65歳以上は避けろということ。

私も大学4年間中3年間、日本育英会からお金を貸与されてきたので、返さないといけないわけですが、
留年の場合は「返還猶予願」を出せば猶予しますと。(*進学の場合は進学先で「在学届」を提出するそうです)
あと、学生課で聞いたら、進学後にまた奨学金を受けたい場合は、また春に募集をかけるから応募するようにと。

これにたいぶ助けられてきた面もあるけど、就職した後を考えると気が重いなぁ。

西会津町視察

カシオペア連邦地域情報化WGの情報化先進地視察会に同行して、
福島県耶麻郡西会津町へ。

西会津町は「健康」をキーワードに
「保健・医療・福祉の連携によるトータルケアの町づくり」に先進的に取組む町として有名。
1日目は西会津町役場にて助役を迎えて「トータルケアの町づくりについて勉強会」。
凄腕町長によるアイデア町づくり政策と成功談について山口助役に饒舌に話して頂いた。
簡単に示すと、次のような内容。

 ■「高齢者の医療費問題の解決」
⇒■「高齢者入院減少の必要性」(→老人保健施設)
⇒■「健康のまちづくり(予防医療)」
⇒■「健康に関する啓発活動」(→ "うらら"、町営CATVの導入)

特に行政担当の方々は感銘を受けたようで、主に政策に関して活発な質疑応答がありました。
(感想:地方自治体において事業を行う上で国の予算の影響大)

結局、地域情報化のポイントは「政策」
この町が情報システムの面で特別進んでいるとは必ずしも言えないと思うが、
比較的先進なシステムを導入して、ひとつの政策の下にそれをうまく使っていることは確かでした。
そういう意味で、カシオペア連邦において情報化をはかる際にも、
行政トップのリーダーシップの有無が結果を左右するでしょう。
(できれば、実際に市民レベルでそれをどう捉えてるかを知りたかったですが、そこは不明)

  と提出レポートに書くような硬い話をそのまま書いてしまいましたが・・・

宿泊場所・ロータスインでの懇親会(飲み)では、大学開設準備委員会にいた菊池さんが、
当初県民から批判などを受けながら大学設置に向け奔走し、
入学式で1期生(僕たち)を迎えたとき、感動して涙した
といういい話も聞け、
そういう方々の努力のお陰で過ごせたこの4年間を思い、
そういった縁の下の力持ちというか、行政職ってかっこいいなと思ったり...

カシオペア連邦

カシオペア連邦とは?
岩手県北部の浄法寺町、一戸町、二戸市、九戸村、軽米町を結ぶとW字型になり、
星座のカシオペア座に似ていることから、この5市町村で協力して一体となりPRしていこうというものらしく。
この地域では情報化を進めつつあり、我々にとって生活圏ネットワークの研究の実験フィールドとして期待できる場所。

今日はそのカシオペア連邦情報化第1回WG会議で一戸町へ同行してきました。
会議はS先生を司会に「無線LAN常時接続環境で何をするか?」の命題に、
銘酒「南部美人」で有名な地元・久慈酒造の若旦那、商工会の方、小学校の方らから意見がありました。
まとめると「とにかく一般の人が自由に参加できて楽しいものがいい」ということで。
こういう"夢を語る"会議では得てしてコレという妙案や結論は出ず。

午後は大学に戻って岩手県立大-横須賀間でギガビットネットワークを用いた接続実験を見学。
(私は11.5のシンポジウムのお手伝い要員なため. )
使用帯域の申請に関してちょっと解釈違いでもめてみたり。
プロジェクトに関して、詳しくは放送・通信機構(TAO)の Japan Gigabit Network(JGN) のページを見てください。
(G11015の方です.)

#通信業界でのTAOの力を思い知る。ただTAOと聴くと元中日の田尾安志の顔が思い浮かぶのはナゼ?

時間のムダ

グループゼミの「週間報告」が発端で、担当教官と某N氏の不毛なやりとりが行われました。

S先生「夜型は良くないですね. 」
某N氏「いやぁ夜のほうが集中できるんです」
S先生「でも夜も人は多いでしょう?」
某N氏「いいや、夜はみんな無口になるんで静かなんです」

(なんじゃそりゃ?)

S先生「急に朝型は無理だから, 昼食を食べに大学来ましょう」
某N氏「1日に2食は金銭的に辛いです。」
S先生「でも, あの値段であの量はいいほうですよ。」
某N氏「食堂の冷麺は水で薄めてて食べれたもんじゃありませんて」
以下、なぜか学食のまずさを力説するN氏・・・

  そして会話は迷走しつづけました・・・

#グループゼミの時間を経過させようという、確信犯?

院入試・研究計画書

大学院受験の願書書き。
提出書類である「研究計画書」について、担当教官に相談。

大学院では、今の内容を続けるようにとの助言。
確かに急に研究内容を変えるのは良くないけどね。
ただ2年間専門的な研究としてこれをテーマにすることが賢明か不安も否めない。

こういうときに限って、院進学にあたって、多少なり頼りにしてた修士2年のY氏はいない。
初夏に失踪して以来見かけないな。今ごろ何をしてるんだろ?

院入試対策

大学院入試の試験勉強ということで、今更ながら大学院入試過去問に目を通してるのですが、
学部の入試問題と違ってやっぱりむつかしそう。

入試科目は筆記2科目と面接。

●「小論文」は60分で2頁の英文を読んだ上で問題を解くのですが、
 いわゆる「本文の抜き出し」は通用せず、読み終わった後で自分の考えを800字で説明するのは、
 時間的に厳しいかも。しかも問題は同一ページ数で年々フォントが小さくなり文字数が増えてる気がします。

●「専門試験」(情報分野の問題)は4題中1題を選択し論述。選択式と違って論述式は別の能力が必要。
 1題ずつ順番に「これは解けないな」と、ページをめくっていくと、いつのまにか最後のページに。

せめてもの救いは、苦手科目・数学が出題範囲にないこと。

七夕医療フォーラム

F研医療福祉班で『七夕医療フォーラム in 盛岡』を聴講.

今年のテーマは「医療とIT」ということで,
F研の研究テーマである医療分野の情報システムに関して, 参考になる話が聞けました.
医療といえば, 電子カルテ,医療画像システム,オーダリングシステム,遠隔診断等
よさげなテーマが転がっていて実際そういった講演もありましたが,
そんな中で講演された 瀬戸山先生の実例は, 当事者(医療関係者)の意識改革と共に,
病院内でWGを作ってシステム(電子カルテシステム等)の提案を行って

病院の情報システム化を図ったもので, いい意味での理想論を現実化した例だと感じました.

現在, 行政主導で医療の情報化が推進されていますが,
当事者の意識なくしては何も変えられないでしょう.(というより, 行政だけでは何も変えられない!)
正直, 我々IT屋の人間が医療分野の情報システムを研究テーマにするのは難しいと思います.
それは学生が企業のシステムを提案することに似ています.

もし『医療分野』を研究テーマにしようとしてる人がいるならば,
システム分析に奔走することを覚悟しないとダメでしょう.

院試説明会

大学院(修士)の説明会に顔を出してきました.

今年度は初の学部卒業生(一期生)を出すということもあって,
修士課程の定員20人に対し実質倍の40人とる予定らしいですが,
説明会には見た感じ実質定員以上集まってたみたい. どうやら定員割れは無さそうな雰囲気.

説明会では, 入試情報以外にも大学審議会が構想する今後の日本の学生数の推移について話がありました.
学生数に占める院生の割合は今後十数年で倍増して欧米並みになり,
それに伴い, これまでの学術研究者になる人材を生む院から,
企業社会で活躍する人材を生む院へと変貌を遂げていく
らしいです.

上記の観点からうちの大学院では, 企業との連携を核にしたSPAを看板に掲げてるようですが...
さて, 現実問題として...私みたいに高校時代, 物理・化学・数学で赤点叩きだしてた人間には,
理系の院生は酷な世界です.
素直に就職した方が自分にとっていいのかもしれません. そもそも研究好きじゃないし.

家族会議

家にて親に向き合って神妙に家族会議. 半ば説得.

『大学院進学』ここ一ヶ月で, 実は自分の中では固まりつつあった.
だから, 学部推薦も受けなかったし, 自由応募もあまり動かなかった.
家の事情を考慮すれば, 反対も往々としてあり得たのだけどね, 思いのほか, あっさりとOKしてくれた.
親曰く「人生の中のたった2年」 されど2年.
しかしその2年既に使い果たしてるという説も...

大学院の勧誘

F教授から呼び出しがかかったということで, 就職活動の件かな?と思ったら,
「大学院という道もあるぞ」って話だった.

1期生の大学院進学希望者の割合はかなり低いらしいです.
実際うちの研究室で大学院進学希望者ゼロですし.
そういう事情から, 就職推進だけでなく, 院進学推進もはかっている様子.
「今就職するより, 修士を出た方が企業で即戦力になれると思う」なんて言われると,
イコール"おまえは今のまま就職してもやっていけまい"って聞こえてしまう.
実際, 大学でやり残したことが一杯なのも確か.
変に迷っても意味ないから, 今は就職活動頑張るしかないんだけど.

CtoBの定義

近年BtoB(企業間電子商取引)、BtoC(企業-顧客間〃)が急成長していますが、
「これからはCtoCやCtoBが見逃せない!」などと企業の重役が講演してたりします。

"CtoC"は顧客間電子商取引。
顧客間での物品(or.サービス)とカネのやり取りであるが、その最たるものはネットオークション。
顧客同士のやり取りであれば、そこにビジネスは介在しないはずですが、
企業がネットオークションの場を提供する、仲介する、配送するという点においてビジネスになり得ます。
Yahoo!オークション が有料化になるのは(本人確認の手数料のみならず)、そういう流れ。

一方、"CtoB"ですが、「日経ネットビジネス」等の雑誌をめくってもなかなか見つからないし,
「情報・通信事典」にもそんな項目はありません。
何故かなと思ったら、それはBtoCに他ならないわけで。つまり企業-顧客間e-コマースです。
では、なぜ"CtoB"などと言ってるかというと、
それは従来のBtoC(例: オンラインショッピング)との差異を強調して独自に定義しているよう。

しかし、独自の定義ほど怖いものはない。
誰がどう見ても違うもの指して「これからは"CtoB"だ」なんて平然と言ってる場合が多い。

(例1)中古販売
 → 普通の商売とは違い、顧客から企業へと「モノ」が販売される。買取り。
(例2)SOHO
 → これが一番ヒドイ例だと思う。
  SOHOの事業主を顧客と見なして、企業との間でサービスなどを取引すると。
  SOHOを顧客と見なすあたりが「?」(唖然)
(例3)たのみこむ, 逆オークション
 → 最も一般的な例。顧客から企業へと出された「情報」に従って、企業がモノ、サービスを提供する。
   "たのみこむ"はお客さんが「こういうの作って!」とリクエストして、それを企業が作ってくれるもの。
  CtoBの例としては、これが一番よく紹介されているようです。

Web検索して、様々なページを閲覧しましたが、
たとえ肩書きのある人が書いていても、(文中で再定義なしに)明らかに解釈を誤ってる例があります。
こういうことになるから、"CtoB"の意味を、ここらで明確に定義すべきじゃないのかなと。


(2011/5/5追記)
「バズワード(buzzword)」の話でした。
「専門用語」を離れたところで語られる「ビジネス用語」はいつの世も変わらず、定義が曖昧。
今の時代でいえば「クラウド」も同様ですね・・・。

ゆいとりネット

岩手県下閉伊郡川井村に「ゆいとりネット」運用状況の調査へ。

「ゆいとりネット」システムとは、
元川井診療所長木村先生が開発された、保健・医療・福祉関係者間で要介護者の情報を連携するシステム。

F研内に「ゆいとり」インターネット版のサーバがある関係で、その存在は知っていたつもりでしたが、
現場でそれがいかに使われてるか見るのは、先生方も含め初めてでした。

今日は村内の社会福祉協議会、デイサービスセンター、特別養護老人ホームで、
「ゆいとり」およびケアマネジメント支援システムの利用形態を説明してもらいました。

現場を見てわかったことは、
①保健・医療・福祉の現場で扱うべき情報量が膨大であること
②膨大な情報量ゆえ、ケアマネージャの仕事は大変だということ (∴制度的に兼業でなければ割に合わない)。
③医療と福祉が表裏一体なため、川井村の現場で「ゆいとりネット」が非常によく活用されていること

「ゆいとり」が使えるものとなった要因として、
現場を熟知し、ニーズを発せられ、自らシステムを使う意志を持った人が居たこと。
そして、それを推し進められるだけの人が行政に居たことなどキーマンの存在がありました。

情報化は詰まるところ、「人」です。
逆に言うと、SEがどんなに足掻こうと情報化は進まないし、
現場および行政に情報化に取り組める人材が居ることが重要なんだなと。
これが今日の一番の感想です。

同じ介護福祉でも都市部と川井村のような過疎地では置かれる状況が違うけど、
「ゆいとりネット」をインターネット化したら、きっと役立つ現場は多いと思いますよ。

モバイル研究会

競馬会館向いパルソビルにて催された「モバイル研究会」に参加しました。
主に医療関係者向けにモバイル(正確にはiモード)の現状、
今後の展望を紹介すると言うもので、研究会というより、講演会でした。

演目は、
(1)iモードの実演
(2)大友・ドコモサービス社長による講演
という流れで、初心者向けに非常にわかりやすく説明されておられました。

実演では、実際に一人一人、iモードを受け取って動かしてみたのですが、
私は今回恥ずかしながらiモード初体験で、ボタン操作がよくわからなくて、
係の人に説明を受けてしまいました。

講演では、途中ジョークを交えた楽しい雰囲気で、
iモード普及の理由、Java対応iモード、IMT-2000など話題の内容をわかり易く紹介されていましたが、
そちらは特に真新しい内容はなかったという感想。

それでも講演後、会場の外に出て、
出席者の方々が「今日の内容は難しかった」などと話してられる様子を見ると、
このような会の必要性も十分あるのかなと思うのでした。

進級審査

今日は、F研教員間で話し合いが行われ、
進級審査及びシステム演習の方針が協議された模様。

残念ながら留年者が出ちゃいました。

最近のF研の動向ですが、
3年はOくんがSz研に中途移籍。 2年生はひとり大学中退。

大学は義務教育じゃないから、
すべて個人の選択だけど、知ってる人が抜けてくのは、何か残念。

異例の賑わい

F研・情報システム演習Bの課題提出日。

サービス仕様書(最終版)、開発計画書、外部設計書、内部設計書(第1版)の作成。

朝から夕方まで自宅PCに向かって、それでもいまいち内部設計書の書き方がわからず、
夜7時過ぎに自転車こいで研究室に行ったら、こんな時間にもかかわらず、研究室に活気。
というか、誰一人、課題を仕上げた方がいない様子・・・。
内部設計書の書き方を教わろうにも誰も終わってなく、とほほ感。

研究室分裂?

昼休み、いつものように講座研究室でレポート課題をやっていると、
教授のF先生が登場し先日作成した3年生全体のサービス仕様書についてお説教。
(何ゆえ、代表して説教を受けねばならない?)
要するに、研究テーマがまずいらしい。
でも、これはすべて学生のせいとは言いがたく。

教員間の方針の不一致。

これはもう、かなり前からわかってたこと。遡れば、去年の日記にも書いてるくらい。
サービス仕様書に関しては 最近も愚痴ってるくらい。(過去記事は消しました)

それは研究(Research)と開発(Development)の立場的違い。

適用するフィールドからのアプローチか、基礎研究からのアプローチか?
当然ながら、研究室内の教員ごとにテーマについてOKとNGの基準が違うわけで、
研究室内で方針が違うために、学生が振り回されてる状態。
学生は「誰につくか」の矢面に立たされ、研究室分裂の危機です。
3人のポリシーは皆理解できる(と思う)。いいたいこともわかる(と思う)。
わかった上で・・・・・、できる限り、第三者的立場に居たい。

こういう事情が色々あって、今日は疲れ気味です。

リハビリセンター見学

今日のシステム演習の時間は、遠隔リハビリ支援システムの見学。

システムの内容は、汎用のテレビ会議システムを用いて、
遠隔のリハビリテーションセンターと福祉センターをつなぎ、
患者さんの回復度の診断、保健婦さんと理学療法士間の意見交換等を行うというもの。

見学では、実際にその様子を見せてもらいましたが、
患者のおばあちゃんのキャラクターが良かった。

その後のリハビリセンターの方と先生達の意見交換会は、システム云々より政治的な話が主。
実際にシステム運用を考える際には、行政をいかに引き込むかが重要とのこと。
そのあたりは学生の入りにくい領域で、これをどうレポートにまとめろと?

研究会聴講

5/25日~26日に、うちの大学で開催されていた
情報処理学会グループウェア研究会の発表を聴講してきました。

研究会の位置付けは、 "ぶつかり稽古"。

まだまだ不完全な研究内容を研究会で発表して、様々な視点から色々ツッコミ入れてもらうものらしく。
OHPやパワーポイントのスライドが映る真っ暗な部屋で、
大学関係者や企業関係者など研究者達が活発に質疑応答していて、私には場違いな雰囲気でした。
(そもそも、自分は学会に所属してないただの学生で、質疑に参加できないですし。)
でも、全般に説明内容はわかりやすくて、非常に参考になるものもありました。

その中で面白かったのが、Web 上で自分の写真を使う遠隔会話システム。
ASP, CGI, Java Script 等、すべて馴染みのあるWeb 関連技術で実現されていて、
「こういうのも研究になるのか」と参考になりました。

あるポリシーを持って、自分のページで企画立ち上げて、
それが研究になるんだったら、趣味と実益を兼ねてるわけで。
いいじゃないですか~。あぁ、自分もなんか新しいモノ作ろう。

もっとも、それが趣味であるうちが花かもしれないけど・・・

2000年度 F研ゼミ

F研では、演習とは別物で「F研ゼミ」が存在します。
今年前期のプログラムは2、3年が論文読んでプレゼン。(輪講+プレゼン)
今日はその第1回が行われましたが、初回からかなりヘビーなものでした。

発表予定のOくん逃亡。結局、Yさん一人の発表となりましたが、
そのYさんへのM助手のツッコミ(説教)が厳しく

この発表の為にどれだけ苦労したかはプレゼン資料を見ればわかるし、
事実徹夜して今日のプレゼンに備えたみたいだし。ま、元気出していきましょう。

来週は私がその立場。テーマは「キーワード抽出」(?)。
それにしても、今日は、研究の世界の厳しさを思い知らされた感じ。
これが大学か・・・。

情報システム演習B

「情報システム演習B」の第1回ということで、F研の先生達によるガイダンス。
演習Aでは、各種情報システムの調査、および企画書作成をやりましたが、
演習Bでは、実際に自分で考えたシステムを作らねばならないようです。

「目指すは学会の全国大会レベル」らしく。
イマイチ、ピンと来ませんが、 とにかくヘビーそうなコトだけは分かりました・・・。

うちの大学では「1、2年次は授業が多く、3年次以降は授業少」
(事実、自分は月曜と火曜の授業が無い) というカリキュラムなので、
その日は大学に来ないくらいの計画でしたが、そんなことは先生方には読まれきってたようで、
「授業が無いから大学来ないのは大間違い! 」と先生から警告が。

確かに演習でこれだけの内容やらされたら、授業時間内で済むはずないですね。
(つまりは、授業の空き時間は演習課題をやっていろとのこと。)

というか目標が高すぎないかぁー? と思うのは私だけでしょうか。

院内システムデモ

F研で某メーカーの病院内情報システムのデモンストレーション。(ポラーノ広場関連での企画とのこと。)
事前にF研の学生に向けてメールが来てたので、研究室に行ってみたら・・・
学生の参加者は自分だけでした。(みんな、どこ行ったんだー?)

某メーカーの開発した看護支援システム。
これで看護婦さんが行うあらゆる仕事を、コンピュータ管理できるそう。
システムの出来としては、傍目からみても「業務が楽になるだろうな~」と思えるものでした。
しかし、現場の声を尊重したい立場のF先生は、そのメリットについて、
意地悪なくらい、しきりに追及し、ちょっと・・・メーカーの営業の方がかわいそうでした。(苦笑)

医療の現場に情報システムを導入する。

やはりその課題はユーザインタフェース(UI)ですね。
現在の業務手順から、システムを利用した業務手順にスムーズに移行できないといけません。

そしてそれを導入するメリットも重要です。
医療関係者はシステムを使いたいのではなく、システムによって日常の医療業務を支援してほしいのです。
大金払って導入するには、それ相応のメリットが必要ということで。

今日はメーカーの方と先生方の意見交換を聞くことができて、とても勉強になりました。
やはり、ひとつの目的に向かってる人々の会話っていいですね。

企業見学

今日は、花巻のM下電工の企業見学。

お隣・W研と合同で見学だったのですが、
W研がほぼ全員参加してるのに、F研は半分以下の8人。
妙に朝から晴れやかテンションなのがいたり・・・何かあったんだろね。

教員含む9人で大型バス貸切りで、税金の無駄遣い。
税金といえば、この企画自体、県サイドから出た企画らしく。

企業見学。しかし、蓋を開ければ工場見学でした。
事業等の説明を受けて、携帯電話の生産ラインを見て2時間足らずで終了。

企業の担当者が、うちの学部の学生のような人材が必要とか言っていましたが、
どうせ社交辞令でしょう。
どう見ても、畑違いのお仕事です。

そんなこんなで、なんとなくよくない時間が流れた、そんな一日でした・・・。

テスト期間突入

私的には今日から(大学的には先週金曜から)テスト期間突入!
今日のテストは1限目の「情報システム構築学」のみ。
朝、大学へ行こうとしたら、外は白銀の世界!期末テスト初日から早速遅刻しかける。
雪の中で自転車通学は危険です。
テストの出来ですが、たぶん持ち込み可だったから大丈夫じゃないのでしょうか。
終わったテストについて考えるより、一番の山の「ネットワーク論」の試験対策が賢明です。

助手(助教)

夕方のニュースで某国立大助手がドラッグで逮捕されたとの報道。
このニュースに関連して、F研助手のM先生の意見を聞いて、いろいろ考えさせられる所がありました。

大学教員と言うと、傍から見れば 立派な職業。
しかし、M先生的には「大学の博士課程まで行く奴はバカか天才かどちらか。
結局就職できないから大学に残ってるんだから。」
(いちおう、フォローしとくと、彼自身も助手で、研究者として大学に居ます。)

要するに大学教員という職業は、
一般人が見るほど立派で素晴らしい職業でもないらしいです。(給与・待遇等含め)
その他、いろいろ実情を聞きました。
一通り話を聞いて、
大学院の修士過程までは出たほうがプラスだけど、博士課程は疑問
という忠告を受けてしまいました。かなり参考にさせてもらいます。

・・・

余談ですが、話の後、某国立大の研究所の某研究室ページにアクセス。
教員一同の写真の載ったトップページにはアクセスできたもの、
それ以下のリンクにはアクセス制限が敷かれていました。
(おそらくその事件の影響で、アクセスが増加したのでしょう)

この事件に関する報道で、某河北○報のWebニュースを参照しましたが、
容疑者の住所が番地まではっきりと記載されていました。
再犯を防ぐとかいろいろあるでしょうが、彼自身、業界(大学)を追われるでしょうし、
「そこまで書く必要があるのかあるのかな?」とか、そんなことを考えてしまいました。


(補足)2007年から役職の名称が「助手」から「助教」に変更となっています。

NTTの見学

F研の情報システム演習Aの一環として、NTTの見学に。
「104番 - 電話番号案内」と「113番 - 電話故障係」の仕事の現場を見せていただきました。

104番。ヘッドホン&マイクをつけた女性オペレータの方々がダーっと並んで、
次々にかかってくる電話に応対されてました. (1件当り30秒で案内してるそうで)
NTT DoCoMoにおける顧客情報漏洩事件の影響でピリピリしてて、
内部を詳しくは見せることができないということでしたが、
壁に言葉遣い、応対のマニュアルが貼ってあったりして、そういうの見られただけでもけっこう良かったかな。

113番。ここは104とは一転、男の職場でした。
うちら3人(教授&学生2人)が入っていくと、大型スクリーンに
「歓迎 ○○大学××学部様」って、そこまで大げさにせんでも。
113電話に応対するデスクには1人2台ずつワークステーション(WS)が。
よく見るとX Windowシステム。めちゃくちゃ、うちらが使ってるUNIX Solaris。
まったく同じものを使って、電話の故障確認をしてしまうとは。

見学終了後、F先生に食道園で焼肉&冷麺をご馳走してもらいました。
焼肉、貧乏学生はめったに食べられない。とても美味しかったです。
実はこれが今日のメインだった。そんなオチです。


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