杜と水の都・盛岡を歩く

大学時代の恩師の退官記念パーティ(OB・OG主催)のため、
久々に大学時代を過ごした岩手・盛岡に行ってきました。

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【区分】自由設定
【地図】GoogleMap
【通過ポイント】
 ▶盛岡駅
 ①東家(わんこそば)
 ②開運橋
 ③啄木新婚の家
 ④石割桜
 ⑤岩手県公会堂
 ⑥紺屋町番屋
 ⑦中津川・上ノ橋
 ⑧三ツ石神社・鬼の手形
 ⑨肴町商店街前
 ⑩岩手銀行中ノ橋支店
 ⑪もりおか啄木・賢治青春館
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■はじめに

実際その土地に住んでいるときは、意外に観光スポットには行かないもので。
久々に盛岡に来たのだから、一度くらい観光してみようと思い立ち、
「ここらへんに何かあったはず・・・」という、当時の知識とGPS付携帯を頼りに、
徒歩で盛岡周辺の観光地巡りをしてきました。



■ウォーキングの記録

仙台から東北新幹線「はやて・こまち」にて移動し、まず降り立ったのは盛岡駅。

<スタート:盛岡駅>

滝の広場前。駅舎に書かれた「もりおか」の文字は石川啄木の字です。
(このアングルでは、ちょっと見えません。)

盛岡駅滝の広場

ちなみに、盛岡の偉人と言えば、特に以下の3人。
・石川啄木
・宮沢賢治
・新渡戸稲造
盛岡には、この3人に纏わる史跡、碑がごろごろしています。





①<東家(わんこそば)>

盛岡3大麺と言えば、「冷麺」「じゃじゃめん」「わんこそば」。
冷麺、じゃじゃめんは当時から食べてた記憶があるのですが、
「わんこそば」は当時食べたことがなく。(多少、値が張るので)

わんこそば

わんこそばを食べるなら、市内に5店舗を構える「東家」さんへ。
座敷に通されると、「岩手県南部地方のもてなし方」や
「当店でのごちそうさまのシステム」について説明されます。

ちなみに、わんこそばは、おわん15杯で普通のかけそば1杯分。
店員さんの「はい、じゃんじゃん」の掛け声とともに、おわんを出して麺をお替りしていきます。

ちなみに、東屋さんでは、写真のようにおわんを重ねるのは、3,150円のコースから。
3,150以下のコースでは、自分で碗数をカウントするために、マッチが渡されます。

食事後は、カメラを持っていれば、
何杯食べたかの「証明書」とともに、写真を撮ってもらえます。
100杯食べると何かもらえるそう。

ちなみに、私の記録は70杯。
最後、おわんをかぶせるタイミングに苦しみ、すっかり満腹に。(T▽T
お昼時は行列ができるので、行かれる方はご注意ください。





②<開運橋>

盛岡駅正面・北上川に架かる橋。別名「二度泣き橋」。
(学生時代、大通りで飲み会があるときなど、幾度となく往復したな~。)

開運橋花壇から





③<啄木新婚の家>(Takuboku's Honeymoon House)

石川啄木が盛岡で新婚時代を過ごした家。入場無料です。

啄木新婚の家





④<石割桜>(盛岡地方裁判所構内)

花崗岩の割れ目から生えた樹齢360年のエドヒガンザクラ。
国の天然記念物。

石割桜





⑤<岩手県公会堂>

■岩手県公会堂
morioka_kokaido.jpg

■平民宰相・原敬の銅像(岩手県公会堂構内)
原敬





⑥<紺屋町番屋>

大正2年建造の消防番屋。
大正初期の木造洋風建築の様式を今に留め、昭和52年に市の保存建造物の指定を受けています。

紺屋町番屋(こうやまちばんや)





⑦<中津川・上ノ橋 擬宝珠>

上ノ橋

■中津川の釣り人
釣り人





⑧<三ツ石神社・鬼の手形>(Deamon's hand prints in the rocks)

【由来】

昔々、「羅刹」という鬼が付近住民を悩ませていました。
人々は三ツ石の神に祈り、鬼を捕らえ境内の巨大な三ツ石に縛り付けました。
観念した鬼は二度とこの地に来ないという約束として、岩に「鬼の手形」を残しました。

この三ツ石神社・鬼の手形の伝説より、
岩に残した手形=県名「岩手」の起源であり、
2度とこない鬼=「不来方(こずかた)」(盛岡の別名)の起源に。
また、鬼の退散を喜んだ住民が三ツ石の神に捧げた感謝の踊りは
盛岡の夏の風物詩「さんさ踊り」の起源となったそうです。

鬼の手形

それで、実際、この手形は誰の手形なんでしょうかねー?





⑨<ホットライン肴町商店街>

昔ながらの、アーケード付きの商店街。
盛岡バスセンター前にあり、盛岡のかつての中心地。
私にとっては、大学時代、アルバイトのため通っていた懐かしの通りです。

肴町





⑩<岩手銀行中ノ橋支店>

明治44年(1911年)建造、赤煉瓦造りの3階建て国の重要文化財に指定。
今もそのまま営業しています。

岩手銀行





⑪<もりおか啄木・賢治青春館>(旧第九十銀行)

盛岡で学生時代を過ごした、石川啄木と宮沢賢治の青春時代について、
明治から昭和の盛岡の写真パネルとともに展示している施設。
館内には、1階の喫茶「あこがれ」の珈琲の香りが心地よく漂います。

建物は明治43年(1910年)建造の旧九十銀行で、
国の重要文化財に指定されています。

もりおか啄木・賢治青春館



■コースマップ

地図でおさらいです。


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このブログ記事について

このページは、ling6が2008年8月10日 00:00に書いたブログ記事です。

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