『ロスト・イン・トランスレーション』(Lost In Translation)

(監督・ソフィア=コッポラ、ランス=アコード、脚本 ソフィア=コッポラ、出演・ビル=マーレイ、スカーレット=ヨハンソン、2003、米国)
・第76回アカデミー賞脚本賞(ソフィア=コッポラ)
・公式サイト:http://www.lit-movie.com

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ウィスキーのCM撮影のため来日した(人気が落ち目の)初老のハリウッドスターと、ミュージシャンの夫に同行して来日した若い女性。
それぞれ今の生活に悩みを抱えている2人が、異国の地・東京(新宿・渋谷・中目黒・・・)で出会い、互いに気持ちを通じ合う物語。

意味不明で細かい指示を出すCMディレクター、適当に訳す通訳、
カメラマンのめちゃくちゃな英語、やたらと写真撮影好きな日本人(アジア人)、
電車で堂々と成人向け漫画読んでる男、ゲーセン極めてるやつ、
ハイテンションでなれなれしいだけの藤井隆・・・

外国人が、東京のへんてこな人間、へんてこな文化を目の当たりにして、
感じる「なんじゃこりゃ?」という失笑感と、違和感、孤独さ・・・
そんな環境であるからこそわかりあえる、歳の差のある大人の2人の心情描写。

もっと、早く見とくんだったと思える1作品。


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このページは、ling6が2005年4月30日 00:00に書いたブログ記事です。

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